◆スタート~第一関門(20.4km)
スタートしてから2kmくらいまではロード。登山口からの渋滞を避けるため、皆ダッシュで走ります。
水は1Lしか持っていないので3分台ペースも問題なし!
ロードですが、段々と登り坂になってきて、最初の1kmは4’24/kmで通過。
ここから勾配がキツクなってきます…
↓前回のおさらい、コース図。
今回の目標は40歳代入賞目安の『6時間半』。
やるからには入賞を目指そうと思い設定しましたが、今となっては恥ずかしい目標です…
6時間半でゴールするには、第一関門までの半分を3時間ちょっとでクリアする必要があります。
ロードで走っている時に、この大会で女子2位に入った高村貴子選手をパス(後の登りで抜かれますが…)
3km目からトレイルに入り、4.15km地点の『ブドウ岩ノ頭』までの2kmちょっとで約550mを登ることになります。
この地点から軽く渋滞となりますが、トレイルが少し広く、後ろから抜いていく選手がいたので私も付いて行きます!
3人くらいで急登を進んでいきますが、この日は何となく体がキツイ…脚の疲労感が強いです。
前の日からの走り込みが多かったのか???
ブドウ岩ノ頭に到着、ここから下ります!
下りで頑張ろう!と思い、いつものように下ろうとした瞬間、後ろにズルッと滑って、バランスを崩し、左手を岩にぶつけます。
強い痛みがあり、左手を上げると指から結構血が出ています。どの指かわかりませんが、やっちまった!という感じ。親指か人差し指か、泥があってわかりませんが、血が止まらない…
気にしていても仕方ないので進みますが、それ以降、下りのリズムは最後の下りまで戻りませんでした。
いつものようにペースを上げて下ると、なぜか滑る…
滑らないように走るのでブレーキがかかり、後ろから抜かれる、大腿四頭筋に負担がかかり疲労が増す…
その疲れが登りにもダメージとなり、登りも辛くなり立ち止まってしまう…
この日のレースはこの繰り返しで、菜畑山~今倉山の登りで疲れて、道坂峠までの下りで滑ったりブレーキを掛けながら走って疲れて、リタイヤしようと思い始めます。
「御正体山を登って下って、第一関門まで行ってからリタイヤしよう!」と思いながら御正体山を登ります。
比較的走れるトレイルでも走れなくなり、歩いている途中で高村選手に抜かれます。
暫く後ろを付いていきますが、何となく離されていき、やがて見えなくなりました。
速い人は登りも下りも力まず、軽く走ったり歩いて登ったりするのが共通点ですね。力任せに行く人はやがて失速していきます…
何とか御正体山に到着!1,682m。景色を見る余裕なし…多分、この登りで1時間近く掛かっています…
ここ(15.45km地点)から第一関門(20.4km)までの5kmは下りメイン。ここまでで3時間。30分で行けたらよい方。
もう6時間半ゴールは諦めて、7時間前後、もしくは状態が悪ければリタイヤも考えています…
御正体山からの下りも調子は良くありませんが、指は止血しており、脚も何となく楽になっています。
下りも無理しないペースだったら下れる程度に回復。あまり追い抜かれなくなりました。
結局50分近く掛かりましたが、第一関門まで到着!
第一関門では福田立花先生がいて、ボトルに給水してもらい、バンドエイドをもらいます。
あれだけリタイヤしようと思っていましたが、チョコレートとバナナを食べて給水してトイレに行くと少し復活!
3,4分程度休んでから、もう少し頑張ろうと思い、先に進みます!
◆第一関門~第二関門(32.1km)
道志村のコースでキツイのは、御正体山と鳥ノ胸山の二か所の登りで、第一関門~第二関門までは比較的楽との事前情報。
しかし、私にとって、20.4km~27kmまでの区間は結構きつかった…
然程キツイ登りはなく、走れるトレイルですが、丸木の階段がたくさんあり、その登り下りを何度もさせられ体力が奪われます。
ここでも何人かに抜かれます…
あんまり抜かれるので、丸木の階段の登りで後ろから来たランナーに、『もう後ろの順位ですかね??』と聞いたところ、『いやー、全然前の方だよ、200位以内には絶対いるよ!』と言われましたが、嬉しさが感じないほど疲れていましたね…
その方とは少し話ながら進み、丸木の登り方などお聞きしました。年齢は50歳とのことで、すごい体力の方もいるものだと驚きました。
そんな状態でも何とか山を下りて久しぶりの林道へ。ここから4kmほどで第二関門。
石が転がっている下りの林道を5分/kmで進み、ロードに入り加速、4分台で走り、第二関門に到着します。
第二関門到着が5時間58分。12kmが2時間掛かっています。
エイドでは5分ほど休憩。給水とチョコ、バナナを補給し、トイレも行って、またしてもやる気になりました…
◆第二関門~ゴール(42.0km)
残り10km。さすがに7時間以内ゴールも諦めて、7時間半切りを目指します。
鳥ノ胸山の急登はさすがにキツイ!!これは本当にヤバかった。気を抜くと後ろに落ちそうになります…
山頂まで2kmなのに45分もかかりました。
さて、ここから下り、初めの方に比べてリズムがよくなり、ペースが上げられます!
35.5kmくらいで林道に到着し、あとはひたすら下りの林道&ロード!
4分台/kmは出せませんが、5分前半/kmで走ります。
ゴールタイムは8時間は超えないと思われますが、気を抜くと超えそうで、自分なりに必死に走ります!
残り2kmくらいになると、駐車場からスタート/ゴール地点までのロードを走ることになり、ゴールしたランナーや沿道からの声援が凄い!嬉しくなります。
キツイレースだからこそ、皆健闘を称えあうのでしょうね。
残り4kmくらいからずっと、前には一人のランナーが走っており、100mくらい離れているのでなかなか追いつきませんが、そのランナーをターゲットにして走っていきます。
最後まで抜けませんでしたが、後ろからもいない状態で、テープを切ってのゴール!
ゴール後は、噂の『クレソンうどん』を食べました!うまし!!
記録証と飲み物をもらって少しボーっとしました。疲れました、本当に疲れました…
◆7時間53分37秒(総合156位、40歳代男子67位)
↓疲れました…
↓あの山々を走ってきたんだろうな~と実感。。
↓GPSウォッチでの地図。長かったです。やっぱり標高は凄い!
道志村トレイルレースがキツイと言われる理由が何となくわかりました。
超ロングコースでもなく、ものすごい急登があるわけでもないですが、そこそこの距離と繰り返しある登りが続くコースが体力を奪う、癖のあるコースです…
途中、何度もリタイヤしようと思いましたが、それも悔しく、出来る範囲内で頑張ろうと思い、何とか最後まで行けた感じです。
最後の沿道からの声援などを受けると、来年もリベンジのため参戦しようという気になりました!
他に重なるレースがなければ自分の成長を見る為、来年も参戦して次こそは入賞したいと思います!
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スタートしてから2kmくらいまではロード。登山口からの渋滞を避けるため、皆ダッシュで走ります。
水は1Lしか持っていないので3分台ペースも問題なし!
ロードですが、段々と登り坂になってきて、最初の1kmは4’24/kmで通過。
ここから勾配がキツクなってきます…
↓前回のおさらい、コース図。
今回の目標は40歳代入賞目安の『6時間半』。
やるからには入賞を目指そうと思い設定しましたが、今となっては恥ずかしい目標です…
6時間半でゴールするには、第一関門までの半分を3時間ちょっとでクリアする必要があります。
ロードで走っている時に、この大会で女子2位に入った高村貴子選手をパス(後の登りで抜かれますが…)
3km目からトレイルに入り、4.15km地点の『ブドウ岩ノ頭』までの2kmちょっとで約550mを登ることになります。
この地点から軽く渋滞となりますが、トレイルが少し広く、後ろから抜いていく選手がいたので私も付いて行きます!
3人くらいで急登を進んでいきますが、この日は何となく体がキツイ…脚の疲労感が強いです。
前の日からの走り込みが多かったのか???
ブドウ岩ノ頭に到着、ここから下ります!
下りで頑張ろう!と思い、いつものように下ろうとした瞬間、後ろにズルッと滑って、バランスを崩し、左手を岩にぶつけます。
強い痛みがあり、左手を上げると指から結構血が出ています。どの指かわかりませんが、やっちまった!という感じ。親指か人差し指か、泥があってわかりませんが、血が止まらない…
気にしていても仕方ないので進みますが、それ以降、下りのリズムは最後の下りまで戻りませんでした。
いつものようにペースを上げて下ると、なぜか滑る…
滑らないように走るのでブレーキがかかり、後ろから抜かれる、大腿四頭筋に負担がかかり疲労が増す…
その疲れが登りにもダメージとなり、登りも辛くなり立ち止まってしまう…
この日のレースはこの繰り返しで、菜畑山~今倉山の登りで疲れて、道坂峠までの下りで滑ったりブレーキを掛けながら走って疲れて、リタイヤしようと思い始めます。
「御正体山を登って下って、第一関門まで行ってからリタイヤしよう!」と思いながら御正体山を登ります。
比較的走れるトレイルでも走れなくなり、歩いている途中で高村選手に抜かれます。
暫く後ろを付いていきますが、何となく離されていき、やがて見えなくなりました。
速い人は登りも下りも力まず、軽く走ったり歩いて登ったりするのが共通点ですね。力任せに行く人はやがて失速していきます…
何とか御正体山に到着!1,682m。景色を見る余裕なし…多分、この登りで1時間近く掛かっています…
ここ(15.45km地点)から第一関門(20.4km)までの5kmは下りメイン。ここまでで3時間。30分で行けたらよい方。
もう6時間半ゴールは諦めて、7時間前後、もしくは状態が悪ければリタイヤも考えています…
御正体山からの下りも調子は良くありませんが、指は止血しており、脚も何となく楽になっています。
下りも無理しないペースだったら下れる程度に回復。あまり追い抜かれなくなりました。
結局50分近く掛かりましたが、第一関門まで到着!
第一関門では福田立花先生がいて、ボトルに給水してもらい、バンドエイドをもらいます。
あれだけリタイヤしようと思っていましたが、チョコレートとバナナを食べて給水してトイレに行くと少し復活!
3,4分程度休んでから、もう少し頑張ろうと思い、先に進みます!
◆第一関門~第二関門(32.1km)
道志村のコースでキツイのは、御正体山と鳥ノ胸山の二か所の登りで、第一関門~第二関門までは比較的楽との事前情報。
しかし、私にとって、20.4km~27kmまでの区間は結構きつかった…
然程キツイ登りはなく、走れるトレイルですが、丸木の階段がたくさんあり、その登り下りを何度もさせられ体力が奪われます。
ここでも何人かに抜かれます…
あんまり抜かれるので、丸木の階段の登りで後ろから来たランナーに、『もう後ろの順位ですかね??』と聞いたところ、『いやー、全然前の方だよ、200位以内には絶対いるよ!』と言われましたが、嬉しさが感じないほど疲れていましたね…
その方とは少し話ながら進み、丸木の登り方などお聞きしました。年齢は50歳とのことで、すごい体力の方もいるものだと驚きました。
そんな状態でも何とか山を下りて久しぶりの林道へ。ここから4kmほどで第二関門。
石が転がっている下りの林道を5分/kmで進み、ロードに入り加速、4分台で走り、第二関門に到着します。
第二関門到着が5時間58分。12kmが2時間掛かっています。
エイドでは5分ほど休憩。給水とチョコ、バナナを補給し、トイレも行って、またしてもやる気になりました…
◆第二関門~ゴール(42.0km)
残り10km。さすがに7時間以内ゴールも諦めて、7時間半切りを目指します。
鳥ノ胸山の急登はさすがにキツイ!!これは本当にヤバかった。気を抜くと後ろに落ちそうになります…
山頂まで2kmなのに45分もかかりました。
さて、ここから下り、初めの方に比べてリズムがよくなり、ペースが上げられます!
35.5kmくらいで林道に到着し、あとはひたすら下りの林道&ロード!
4分台/kmは出せませんが、5分前半/kmで走ります。
ゴールタイムは8時間は超えないと思われますが、気を抜くと超えそうで、自分なりに必死に走ります!
残り2kmくらいになると、駐車場からスタート/ゴール地点までのロードを走ることになり、ゴールしたランナーや沿道からの声援が凄い!嬉しくなります。
キツイレースだからこそ、皆健闘を称えあうのでしょうね。
残り4kmくらいからずっと、前には一人のランナーが走っており、100mくらい離れているのでなかなか追いつきませんが、そのランナーをターゲットにして走っていきます。
最後まで抜けませんでしたが、後ろからもいない状態で、テープを切ってのゴール!
ゴール後は、噂の『クレソンうどん』を食べました!うまし!!
記録証と飲み物をもらって少しボーっとしました。疲れました、本当に疲れました…
◆7時間53分37秒(総合156位、40歳代男子67位)
↓疲れました…
↓あの山々を走ってきたんだろうな~と実感。。
↓GPSウォッチでの地図。長かったです。やっぱり標高は凄い!
道志村トレイルレースがキツイと言われる理由が何となくわかりました。
超ロングコースでもなく、ものすごい急登があるわけでもないですが、そこそこの距離と繰り返しある登りが続くコースが体力を奪う、癖のあるコースです…
途中、何度もリタイヤしようと思いましたが、それも悔しく、出来る範囲内で頑張ろうと思い、何とか最後まで行けた感じです。
最後の沿道からの声援などを受けると、来年もリベンジのため参戦しようという気になりました!
他に重なるレースがなければ自分の成長を見る為、来年も参戦して次こそは入賞したいと思います!
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